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BEHRINGER(ベリンガー)の「Ultravoice XM8500」は、低価格で購入しやすいXLR接続のダイナミックマイクです。
GEAR LAB運営者は2020年からXM8500をゲーム配信で使い続けており、現在もYAMAHA AG03へ接続して常用しています。口との距離は数センチ程度です。
この記事では、約6年間使った実感と、過去に使用したAudio-Technica AT2050との比較をもとに、音質、必要な周辺機器、注意点、向いている人を整理します。
結論:ゲーム配信では価格以上に使えるマイク
結論から言うと、XM8500は「XLR環境を用意でき、マイクを口元へ近づけて使える人」にとって、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢です。
- 2020年から現在までゲーム配信で使用中
- YAMAHA AG03へXLR接続
- 口との距離は数センチ
- 配信の声として十分に聞き取りやすい
- AT2050と比べても、配信では価格差ほどの音質差を感じなかった
- 破裂音対策として外付けポップガードを推奨
ただし、USBマイクではありません。PCへ直接つなぐことはできないため、AG03のようなXLR入力を備えたオーディオインターフェースやミキサーが必要です。
実際の使用環境
| 使用開始 | 2020年 |
|---|---|
| 現在の用途 | ゲーム配信・音声収録 |
| 接続機器 | YAMAHA AG03 |
| 接続方式 | XLR |
| 口との距離 | 数センチ |
| 現在も使用中か | 使用中 |
XM8500は単一指向性のダイナミックマイクです。メーカー公称の周波数特性は50Hz~15kHzで、マイククリップとケースが付属します。
XM8500を初代AG03へ接続する手順や、GAIN・OBSリミッターの設定は「XM8500を初代AG03で使う接続・設定方法」で詳しく解説しています。
XM8500の音質を配信で使った感想
ゲーム配信で使う限り、声は十分に明瞭です。口元から数センチの距離で話すことで、声をしっかり入力できます。
高価なマイクへ替えなければ配信の音質が成立しない、という印象はありません。マイクとの距離、入力ゲイン、話す方向、OBS側の音量調整などを整えるほうが、実際の配信では重要だと感じています。
一方で、マイクから離れて話す用途には向きません。机の奥へ置いたまま使うのではなく、マイクアームやスタンドを使って口元へ寄せる前提で考えたほうがよいでしょう。
AT2050と比べても、配信では違いが分からないほど似ていた
GEAR LAB運営者は、Audio-Technicaのコンデンサーマイク「AT2050」も実際に使用した経験があります。
両方を使った率直な感想は、ゲーム配信の声として聞く限り、価格差ほどの違いを感じなかったというものです。音の傾向もかなり似て聞こえ、明確にAT2050のほうが良いと判断できるほどの差は分かりませんでした。
ただし、これは同一条件で測定機器を使った厳密な比較ではなく、実際の配信・音声利用における主観的な感想です。また、XM8500は単一指向性のダイナミック型、AT2050は指向性を切り替えられるコンデンサー型で、製品の性格や用途は異なります。
AT2050には単一指向性・無指向性・双指向性の切り替え、80Hzローカット、-10dBパッドなど、収録用途で便利な機能があります。複数人収録や楽器録音などでは、こうした違いが重要になります。
公式仕様:Audio-Technica AT2050製品ページ
良かった点
配信の声として十分な音質
雑談やゲーム実況で声を届ける用途では、不満なく使えています。高額なマイクと比べても、視聴者が聞く配信音声として大きな見劣りは感じませんでした。
価格を抑えてXLR環境を作れる
すでにAG03などのXLR入力機器を持っているなら、マイク本体へ大きな予算をかけずに配信環境を組めます。将来ミキサーやオーディオインターフェースを替えても、XLRマイクをそのまま使いやすい点もメリットです。
長期間使えている
2020年から使い続け、現在も常用しています。少なくともGEAR LAB運営者の使用環境では、配信用マイクとして長く使えています。
不満・注意点
ポップガードは追加したほうがよい
XM8500本体にもポップフィルター構造はありますが、口元数センチで使うと「パ行」「バ行」などの破裂音が気になる場合があります。
実際の使用感としては、外付けポップガードを追加したほうが安心です。マイクへ真正面から息を当てず、少し角度をずらして話す方法も有効です。
マイク単体ではPCへ接続できない
XM8500はXLR接続です。使用には、次の機材が必要です。
- XLR入力を備えたオーディオインターフェースまたはミキサー
- XLRケーブル
- マイクスタンドまたはマイクアーム
- 必要に応じて外付けポップガード
GEAR LAB運営者はYAMAHA AG03へ接続しています。AG03はUSBオーディオインターフェース機能とループバック機能を備えた配信用ミキサーです。
公式情報:YAMAHA AG03製品ページ
XM8500が向いている人
- ゲーム配信や雑談配信で使うマイクを探している
- AG03などのXLR入力機器を持っている
- マイクを口元へ近づけて話せる
- 予算を抑えつつ聞き取りやすい声を届けたい
- USBマイクより構成を拡張しやすいXLR環境を作りたい
XM8500が向かない可能性がある人
- マイクをUSBでPCへ直接つなぎたい
- オーディオインターフェースやミキサーを増やしたくない
- マイクから離れて話したい
- 1本で複数人や部屋全体の音を収録したい
- 指向性切り替えやローカットなどの本体機能が必要
購入前に確認すること
- XLR入力を備えた機器を用意できるか
- XLRケーブルが付属するか、別途必要か
- マイクアームやスタンドへ取り付けられるか
- 口元へ近づけて設置できるか
- ポップガードを追加するか
- 販売元、付属品、返品条件を確認したか
価格、在庫、付属品、販売元などは変わるため、購入前にAmazonの商品ページで最新情報をご確認ください。
配信用マイク全体の選び方も確認する
USBとXLR、ダイナミックとコンデンサーの違いから検討したい場合は、次の記事もあわせてご覧ください。
配信用マイクの選び方|USB・XLR・ダイナミック・コンデンサーの違い
まとめ
BEHRINGER XM8500は、低価格ながら、ゲーム配信の声を収録する用途で現在も問題なく使えているダイナミックマイクです。
2020年から使用し、過去に使ったAT2050と比べても、配信音声では価格差ほどの違いを感じませんでした。厳密な測定比較ではありませんが、配信用途に限れば、高価なマイクへ無理に予算をかけなくてもよいと感じさせる製品です。
導入時は、XLR入力機器、ケーブル、口元へ寄せるためのスタンド、破裂音を抑えるポップガードまで含めて準備してください。



